2006年12月20日 (水)

歩き続ける

僕の歩く道最終話を見ました。

タイトルは「僕は歩き続ける」

しっかりと働く場所が見つかり、

ロードバイクという趣味ができ、

自らの意思でレースにまで出る事が出来るようになりました。

自閉症の人が夢を持ちそれを実現する姿を描いてくれました。

でも、夢を実現して「良かったね」で終わりではありませんでした。

レースのゴール直前テルは、コースを外れ違う道を走り始めます。

そこで大空に舞う鳶の姿を見ます。

そこで彼は人生でも新しい道を歩く事を決意します。

グループホームでの生活です。

ひとつの目的を実現した後、新しい目的が生まれました。

ドラマのラストでテルは、

「グループホーム ありがとう」で楽しく暮らしているんだと

分かるシーンが出てきます。

今 人生を前向きに歩き続けている 

そんな終わり方に好感が持てました。

「僕の歩く道」が終わってしまいました。

自閉症を扱っているドラマとして秀逸だと思います。

テルはどこか現実離れしている部分があります。

大きなパニックや自傷、他害がありませんでした。

修羅場も描かれていません。

コミュニケーションを比較的上手にとる事ができます。

現実はもっと厳しいという見方もできます。

でも現実が追いついていないという見方も出来ます。

本当は自閉症の人達はこんなにも穏やかにすごせるのかもしれません。

パニックがあるのはその人の生活に何かが足りないのかもしれません。

その足りない何かを補うのが支える人達に求められている事だと思います。

誰もがテルの様になれると信じこれからも支援を考えていきたいです。

「ありがとう」と感じてもらえる支援ができたらいいなぁ。

グループホームを肯定的に描いてくれたのも嬉しかったです。

在宅が適している人もいる。

一人暮らしが適している人もいる。

グループホームが適している人もいる。

施設が適している人もいる。

一人一人理想の生活スタイルは違うと思います。

みんながそれぞれの理想の生活を送れれば素敵ですね。

僕も歩き続ける とても良い1日でした。

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2006年12月17日 (日)

ありがとうにありがとう

僕の歩く道の主題歌「ありがとう」は、

自閉症の人達の多くが表現できない感謝の気持ちを

代弁している歌だと思います。

「僕の歩く道」で言えばテルから

母や妹、都古ちゃん、動物園で一緒に働くみんなへの感謝の言葉。

そして自閉症支援のヒントを教えてくれている歌だと思います。

「ありがとう」

どうしようもない いつもしょうもない

事ばかりで盛り上がって。

(他の人から見たらちょっとした事でもパニックになってしまいます。)

そんな僕らも大人になって

どんなときも僕に勇気をくれるみんなが僕の言う希望

(そんな原因が分かりにくいパニックをしてしまう僕をいつも見守り

 陽性支持(出来た事をほめる・認める支援)してくれる。

 それが僕の将来を支えてくれます。)

大切だから最高仲間

泣かせてきた人も沢山 もう見たくない母の涙

こんな僕でも見捨てなかった

こんなにも素敵な人達がそばにいてくれた

ありがとう ありがとう ありがとう・・・

小さな小さな幸せでいい

僕らにずっと続きますように・・・

(日々のハッピーメモリーが大切)

あの日々が あの愛が あの人が くれたもの 忘れない

大きな大きな愛情だけで 僕らはきっと強くなれるんだ

(罰・叱責ではなく一貫した陽性支持で僕らは成長できます。)

訳もなく人は寂しくなるけど

(ネガティブ貯金箱を持っているんで

 フラッシュバックで嫌な事を思い出して混乱する事もあります。)

一人ぼっちではないんだ

(自閉症を理解してくれる人が支えてくれている)

大きな存在がきっと救ってくれる

(構造化された環境が良き理解者が僕たちの心を安定させてくれる。)

ありがとう ありがとう ありがとう ・・・

僕の勝手な解釈です。

仕事の前や、落ち込んでいる時にこの歌を聴きます。

自閉症の人達にとって周りの環境、接し方の重大さを再確認します。

僕らの支援の仕方で人生の幸福度が変わります。

だからこそ頑張ろうという気持ちが沸いてきます。

彼らは僕らがポジティブになる事を待っている。

へこたれてはいけない。

ポジティブにさせてくれる歌「ありがとう」の存在にありがとう。

密かに胸を熱くする とても良い1日でした。

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2006年12月13日 (水)

障害を個性に

僕の歩く道第10話を見ました。

都古、妹のりな、母、そして、テルが涙を流します。

それぞれ人生の岐路に立ち、悩み、涙します。

テルもこだわりやパニックによる涙ではなく、

みんなと同じ悲しみの涙。

テルだけでなく他の登場人物にも涙を流させる事で、

テルも同じなんだ、障害者という枠ではなく、

一人の人間なんだと感じさせてくれます。

僕の歩く道HPのトップページで最初に浮かび上がる言葉。

「障害だって個性と呼べる世の中になってほしい。」

そのメッセージが心に伝わってくるお話でした。

研修のはじめに吉野先生がおっしゃいました。

「医学的診断と社会適応によるふたつの評価が揃って障害といいます。」

「大人になった時に社会生活がうまくできないとそれは障害です。」

「しかし、良い支援を受けて社会にうまく適応できる範囲を身につければ

 それは社会適応の障害はなくなり個性となります。」

「障害は個性だと言ってしまうのは無責任な意見で社会に出た時大変です。」

「まず子供の時は障害だと思い込んでください。

 そして、大人になったらそれを個性と言える人を目指して下さい。」

強く訴えられていた事は、「障害を個性に」という事でした。

社会も受け入れる努力をし、障害者側も適応する学習をする。

お互いが歩み寄る事こそがノーマライゼーションだと思います。

最終目標は「障害を個性に」の とても良い1日でした。

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2006年12月 8日 (金)

ハッピーメモリー

僕の歩く道第9話を見ました。

テルが動物園で働きはじめて1年が経ちました。

毎月5万円づつの積み立ても目標の60万円に到達しました。

そして、念願のロードバイクを購入します。

自転車に60万円もったいないと思う人もいるかもしれません。

将来の為貯金した方がいいと思う人がいるかもしれません。

でもテルのお母さんは言います。

「せっかくこの世に生まれてきたんだもん、

少しは人生を楽しいと思ってほしいわよ。」

幸せを感じて欲しいというお母さんの思いが伝わります。

先日の研修で吉野先生が

「自閉症の人達は頭の中にネガティブ貯金箱を持っていて、

 嫌な思い出が記憶に残りやすい。」

と言われていました。

そして、だからこそ

「幸福なんだという記憶を残す努力が必要。」

「意地になって目に見える形で幸福を実感してもらうのが大切。」

「情緒の安定が全ての支援のベースとなります。」

ハッピーメモリーを作ってください。」

と訴えられていました。

納得です。感動です。拍手です。

テルにとってロードバイクを買う事は究極のハッピーメモリー。

僕もハッピーメモリーを頑張って作る取り組みをはじめたくなりました。

このドラマ・あの研修が僕のハッピーメモリー とても良い1日でした。

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2006年12月 7日 (木)

アリが10匹 ありがとう

僕の歩く道 第8話(先週放送分)を見ました。

動物園の園長の葛藤を描いています。

今まで動物に愛情があり、障害者に理解のある「ふり」をしていた園長。

本当は全て自分を守る為だと打ち明けます。

そんな園長が、テルと関わり

その純粋さ、真っ直ぐさを感じます。

そんなテルがお母さんから教えてもらった事を話します。

「たくさんできるのがすごいんじゃない。

すくないのがだめなんじゃない。

今自分の出来る事をがんばるのが大切なんだ。」

そんな「ありのまま」のテルと接する事で、

園長もありのままの自分を出せる様になっていきます。

今の自分に正直に向き合い出来る事を一生懸命に頑張る。

そうすれば、何かが変わっていくはず。

アリの様にありのままに。

ドラマの主題歌「ありがとう」のパッケージにもアリが描かれています。

アリが10匹 アリがトウ(10) 駄洒落です。

何故か駄洒落があったかい。

アリのまままでいい アリのままがいい とても良い1日でした。

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2006年11月16日 (木)

僕は支援員

僕の歩く道第6話を見ました。

テルは動物園の仕事を次々と覚えていきます。

その様子を見て最初テルが動物園で働くのを否定的に見ていた

古賀(小日向文世)もテルを認めはじめます。

実は古賀の息子も自閉症で、

その現実を受け入れられず息子を避け続け

結局離婚をしてしまったという過去を持っていました。

その為息子とかぶってしまうテルを受け入れられなかったのです。

そんな自閉症と接する難しさを痛感し、逃げ出した古賀が

周りの協力で成長していくテルを見て言います。

「自閉症の人って周りの支援の仕方次第で、こんなにも変わるんだなぁ。」

(↑正確なセリフではありません。)

支え援(たす)ける人達の姿勢が自閉症の方にとってどれ程重要なものなのか

それが物凄く伝わってきました。

そしてエンディングに流れる「ありがとう」

 小さな小さな幸せでいい

 僕らにずっと続きますように

 大きな大きな愛情だけで

 僕らはきっと強くなれるんだ

何度も聴いているこの歌詞が

今回は特別グンと胸に入ってきました。

理解しようとする大きな支える気持ちが彼らを強くする

そして彼らにそして、僕らにも小さな幸せを与えてくれる。

支え援ける仕事(支援員)を続けていこうと思えた とても良い1日でした。

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2006年10月20日 (金)

当たり前の事 当たり前に

僕の歩く道 第2話を見ました。

冒頭から印象的なシーン。

間違った対応をしたと反省をした都古が、

次の日、テルにしっかりと「ごめんなさい」を言っていました。

自分が対応で間違っていたと反省は出来ても、

その事を利用者さんに謝る事は難しい事です。

しっかり「ごめんなさい」が言える人になろうと思いました。

当たり前の事 当たり前に とても良い1日でした。

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2006年10月11日 (水)

深呼吸の必要

僕の歩く道の第1話を見ました。

自閉症テル(草なぎ剛)は、

幼なじみで獣医の都古(香里奈)の働いている

動物園で働く事になります。

都古は、周りの人にテルの事を知ってもらおうと

しっかりと自閉症の説明をしてくれます。

抽象的ではなく具体的な言葉かけが必要だという事。

終わりを示す必要がある事。

予想外の事が起こるとパニックになってしまう事。

強いこだわりがある事。

そして、それらの事に決して悪気はないので

それを理解して本人には怒らないで欲しいと説明します。

ここまでは、自閉症を知ってもらう為の

分かりやすい教科書的な展開でした。

なので頷きながら客観的に見る事ができました。

(以下ネタバレしてます。ご注意下さい。)

しかし、ラスト少し流れが変わります。

恋愛の事で落ち込んでいる時、

都古がミスをしたテルを怒ってしまいます。

あんなに自閉症の説明をしていた都古が、

悪気はないから怒らないでと言っていた都古が、

感情に任せてテルに怒鳴ってしまいます。

どんなに理解していても、その時の感情に任せて怒ってしまう事がある。

都古の怒ってしまう気持ちが分かってしまいます。

痛い所をつかれた気分です。

でも、そこを乗り切る事が僕達に求められる事なんだろうなぁと思います。

怒りそうになった時、あのシーンを思い出そう。

そして、本当にその人が悪い事をしたのかを考えよう。

深く息を吸って、感情的にならず、冷静になろう。

そうすればもっと違う対応ができるはず。

深呼吸の必要を感じた とても良い1日でした。

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2006年9月21日 (木)

僕の歩く道

10月から始まるドラマ「僕の歩く道」が楽しみです。

草なぎ剛が31歳の自閉症の男性を演じます。

「僕の生きる道」が大好きで、

自閉症の人達と関わる仕事をしていて、

今年31歳になる僕には楽しみなドラマです。

自閉症の人、一人一人に強い個性があって、

自分の中に独自の文化を築いています。

社会のルールとの違いに混乱し、傷つきながら

たった一人自分の文化を守り生きています。

それぞれに僕の(私の)歩く道を進んでいます。

その歩く道をふさいで邪魔してはいけない。

その歩く道を段差なく社会につなげていきたい。

それが僕の歩く道。

僕の歩く道を見つけた とても良い1日でした。

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