2009年1月24日 (土)

第2言語

第2言語としてフランス語や英語と並んで手話を取り入れている大学の

特集をあるニュース番組で見ました。

日本語を話す社会があって、

英語を話す社会があって、

手話を話す社会がある。

第2言語としてもうひとつの言語を学ぶ人たちが、

ふたつの社会を結び付けてくれる。

ろう重複障害を描いた漫画『どんぐりの家』の中に

『手話で生きる人々』という作品があります。

昔のろう教育について書かれています。

ろう教育は、耳の聴こえない子供たちに

日本語を獲得させる事を目標とし、

一貫として厳しい口話教育(読唇発語の訓練)を行ってきた。

そして手話は聴こえない者同士にしか通じない不完全な言語、

低劣な言語、口話法を妨げるものとして教育の場から追放されてきた。

しかし、子供たちは厳しい口話教育にもかかわらず、

日本語を完全に習得する事はなかった。

読唇には限界があり、発音も通じにくく、

文章の読み書きも不充分なまま

子供たちは社会に送り出された。

そんな文章から始まります。

怒鳴られ、泣いて、叫んで、悩んで、苦しんで、苦しんで、

読唇発語を学んだはずなのに、社会に出ても言葉が通じない。

こんな時代もあったんだ。

大学の第2言語として手話が取り入れられるって、

社会の考え方の素敵な進歩です。

そして、話を自閉症の世界に移します。

自閉症の人たちは、耳による情報を上手に整理できません。

視覚優位(聴覚劣位)の為、

絵カードなどの視覚的手がかりがとても有効でスムーズです。

しかし、絵カードでのやりとりは、

僕たちの暮らしている社会では、

少し違和感のあるコミュニケーション手段に見えるかもしれません。

そして、自閉症の方で、声掛けだけで

コミュニケーションが取れている様に見える人も沢山います。

だから、自閉症の方への支援方法を考える時、

社会的に違和感のある絵カードでのやりとりよりも、

「話せば解る」という指導法を主張する人が現れる。

その考え方って口話教育と同じじゃないかなと思ってしまいます。

もしかしたら、本当に話し言葉を理解している人もいるかもしれません。

でも、多くの人たちは、何か言われた時、

今までの習慣・経験をもとに言われている事を推理して行動をしてると思います。

何か大きな声で怒鳴られている、

だから、理由は分からないけど謝らなければならないのかな?

相手が手を出して何かを求めている。

だから、持っている物を渡さなければならないのかな?

ご飯を食べ終わった後に何か話しかけられた、

このタイミングなら、歯磨きをすればいいはず?

そうやって、探り探り生きている人はとっても多いはず。

そんな人たちにとって、

絵カードは、伝えられている事伝えたい事がはっきりわかる言語だと思います。

だから、僕は絵カードでの支援を進めていきたい。

そして、

絵カードを自閉症の人たちにとっての言語として、

支援する人たちの第2言語として確立できたらいいな。

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2007年7月21日 (土)

ココロの支援

カウンセリング研修会で学んでいる事を現場で活かしたいと考えています。

まず、利用者さんに絵を描いてもらい、分析する事によって、

その方が抱えている悩みや現在の心理状況を読み取ります。

それを基にアドバイスをする方向性を職員間で決めます。

そして、その方と職員と個室で1対1で話しができる場面を設定します。

そこで、絵を見ながら解説し、アドバイスをします。

絵を基に説明する事で、アドバイスに説得力が生まれます。

個室で1対1で話す良いきっかけ作りになります。

心理学を勉強されていた職員さんに、相談させてもらいました。

その中で、カウンセリングのロールプレイングをやってもらいました。

僕が影響を受けやすいからなのか、その方のアプローチが上手なのか、

心が楽になり、仕事への気持ちが前向きになりました。

こんな気持ちをみんなにも味わって欲しい。

ココロが一休みできる空間を作りたい。

話して心が癒された とても良い1日でした。

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2007年7月11日 (水)

僕の心

3回目になるカウンセリング研修会に参加しました。

最初にSDS(自己評価抑うつ尺度)で自分の今の状況をチェックしました。

何点だったかは、書けませんが今僕は心が弱っているという結果が出ました。

以前、心理学の本でチェックすると僕の自尊心は0点でした。

利用者の心を見つめるのと同時に、

自分自身の心を見つめる必要がある様です。

今回はバウムテストで描いてもらった絵を基に、

グループに分かれて解釈表を見ながら実際に分析をして、

その結果からどの様なアドバイスをすれば良いのかという流れを教えて頂きました。

課題をひとつずつ取り上げ丁寧に対処法を考えていく。

支援の目標と目標達成までのプログラムを具体的に作り支援していく。

この2点がとても重要だという事を改めて感じました。

色々な部分で、不安を感じながら支援をする日々の中で、

当たり前の事を、当たり前だと言ってくれる存在に救われます。

僕の心が救われた とても良い1日でした。

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2007年7月 9日 (月)

○ 目標・ターゲット

ニンテンドーDSのソフト

まる書いてドンドン覚える 驚異のつがわ式 漢字記憶術

を買いました。

つがわ式漢字記憶術とは、

薔薇や憂鬱など、覚える気がしないほど難しい漢字でも、

思い出しにくい部分に○を付けて、

その部分をしっかり覚えるだけで、

漢字全体が記憶できるというものです。

実際にゲームをやってみると、サクサクと難しい漢字が頭に入っていきます。

今までは、ぼんやりと難しいなぁと思っていた漢字も、

具体的にどの部分が難しいのかをピックアップする事で、

覚えるべき部分が意外と少しなんだという事が分かります。

支援に置き換える事もできます。

ぼんやりと不適切だなぁと思う事を、

具体的にどの部分が不適切なのかをピックアップする事で、

直すべき部分が意外と少しなんだという事が分かります。

支援の目標・ターゲット【○】を絞る事は大切です。

どんな不適切な行動をどんな適切な行動にしたいのか。

できるだけ具体的に できるだけ細かく。

ひとつずつ 丁寧に それが一番の近道かもしれません。

○で問題解決が理想 とても良い1日でした。

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2007年6月17日 (日)

自閉症-「からだ」と「せかい」をつなぐ新しい理解と療育

自閉症-「からだ」と「せかい」をつなぐ新しい理解と療育

という本を買いました。

入手困難だったのですが、先日やっと手元に届きました。

まだ読み始めたばかりですが、

難しい内容が分かりやすく説明されていてとても勉強になります。

この本は、

行動療法やPECSについて理論的に分かりやすい記事で説明されている、

お父さんの[そらまめ式]自閉症療育」というブログを

運営されている方(そらパパさん)の著書です。

僕はそのブログの沢山の記事を印刷し、ファイリングし、

支援に行き詰ったり、悩んだりした時読み返し、

ヒントをもらったり、励ましてもらったりしています。

どれだけ助けられたか分かりません。

僕の支援の拠り所です。

そんな僕にとってこの本は、大切な大切な存在の本となります。

しっかりとかみしめながら読み進めていきたいと思います。

宝物がまたひとつ とても良い1日でした。

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2007年4月25日 (水)

自閉症の僕が跳びはねる理由

「自閉症の僕が跳びはねる理由」という本を読みました。

この本は、以前このブログでも記事にした

自閉症の中学生 東田直樹氏の著書です。

自閉症の人が、自分の言葉で、色々な質問に答えています。

「跳びはねるのはなぜですか?」

「フラッシュバックはどんなかんじですか?」

「手のひらをひらひらさせるのはなぜですか?」

「なぜくり返し同じことをやるのですか?」

「視覚的スケジュール表は必要ですか?」

行動分析とはまた違った角度から、

自閉症の方の行動の背景を学ぶ事ができました。

心に残った質問と答えをひとつだけ。

「どうしてパニックになるのですか?」

みんなが僕たちを誤解していることのひとつに、

僕たちはみんなのような複雑な感情はないと思われていることです。

目に見える行動が幼いので、

心の中も同じだろうと思われるのです。

僕たちだって、みんなと同じ思いを持っています。

上手く話せない分、みんなよりもっと繊細かも知れません。

思い通りにならない体、

伝えられない気持ちを抱え、

いつも僕らはぎりぎりのところで生きています。

気が狂いそうになって、

苦しくて苦しくてパニックになることもあります。

そんな時には泣かせて下さい。

側で優しく見守って下さい。

苦しさのあまり自分が分からなくなり、

自傷、他傷行為をするのをとめて下さい。

(「自閉症の僕が跳びはねる理由」より抜粋)

自閉症の方自身の言葉です。

胸に刺さります。

僕は職場で、

たった一人の自閉症の方とコミュニケーションが

上手く取れずに歯がゆい思いをよくします。

「あなた何故、解ってくれないの?」

「あなた何度同じ事を言わせるの?」

自閉症の方は、

その歯がゆさを接する全ての人に感じているのです。

その苦しみは僕たちの感じる苦しみと比較にはなりません。

「みんな何故、解ってくれないの?」

「みんな何度同じ事を言わせるの?」

彼らは毎日ひとりぼっちでその苦しみと戦っています。

そんな苦しみを少しだけ、ほんの少しだけ取り除く事ができたらいいな。

ひとりぼっち物思いにふける とても良い1日でした。

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2007年4月 4日 (水)

プレマックの原理

施設に行動分析学を研究されている大学教授が来訪され、

施設職員の為だけに講義とケース検討をして頂きました。

ケースは、興味のある分野だったので僕が立候補して出させて頂きました。

食事を食べるのに時間がかかる利用者さんのケースをまとめ報告しました。

結論として、

「食べない事を注意する対応ではなく、

 食べた事を評価する対応をしていきましょう。」

という方向でまとまりました。

自閉傾向があり、予定の確認がこだわりとなっています。

その確認に答える事を好子と判断して、

【食事を一口食べる事ができれば、確認に答える】

という様な方向性を持って対応をしてみる事になりました。

この対応方法は、

≪なかなか出来ない行動≫ をする ⇒ ≪好きな行動≫ができる

という環境設定をすると、

≪なかなか出来ない行動≫が出来る回数が増えるという

プレマックの原理の考え方に繋がります。

例:好きではない掃除をした後、

  毎回お菓子がもらえる様になると、

  自分から掃除をする回数が増える。

まだ全体化していないのですが、

今、個人的にその対応で声掛けをしています。

今までに感じた事のないスムーズさを感じて

食事対応が出来る様になりました。

この対応を全体化すれば

もしかするとあっさりこの課題はなくなるかもしれません。

行動分析学の効果を立証できるチャンス到来 とても良い1日でした。

※プレマックの原理について、

  自分なりに解釈した説明なので、間違っているかもしれません。

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2007年3月15日 (木)

引き出し

行動分析を研究されている大学教授が施設に来訪され、

10数人の為だけに講義をして頂けるという事が決まりました。

その研修の中で施設の課題ケースを数例挙げ相談する時間があり、

ケースを挙げてみる事を立候補してみました。

日々の業務をしっかりとこなさなければいけないのはもちろんの事、

年度末で色々とやらなければいけない事もあります。

それでも、施設全体で行動分析について勉強するまたとない機会なので、

やってみたいと立候補してみました。

理論を学ぶ良い機会だと思います。

僕が行動分析の勉強をしているのは、

支援の引き出しを増やしたいからです。

理論の世界と現実は違います。

理論を知っていても現実の支援で活かせない状況はよくあります。

理論を知っていても現実の支援では正反対の対応をする事はよくあります。

支援員としての経験が大切な瞬間も沢山存在します。

だから、理論だけで支援は出来ません。

理論は、支援をする中での引き出しのひとつだと思います。

困難な事例にぶつかった時、

今までの支援員としての経験の引き出しを開けたり、

行動分析で学んだ理論の引き出しを開けたり、

TEACCHプログラムの引き出しを開けたり、

色んな引き出しを開けてみる事が大事なんだと思います。

いつかどこかの引き出しからドラえもんが登場してくれるはず。

タイムマシンに乗って 過去も未来も行ってみたい とても良い1日でした。

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2007年2月27日 (火)

認める支援

先日NHKスペシャル「脳を鍛えて人生を再び」で

福岡県大川市の社会福祉法人・永寿会で取り組んでいる

お年寄りの脳機能が文章の音読や簡単な計算を

毎日短時間続けることで回復するという学習療法が特集されていました。

脳の3割以上を占める「前頭前野」を活性化すれば

高齢者のコミュニケーションや生活能力が改善する

という仮説の基、

現在までにのべ180人以上の高齢者が学習療法を行い、

脳機能が改善し、

自発性や他者とのコミュニケーションが回復する

ケースが数多く現われている。

(NHKスペシャルHPより抜粋)

印象的だったのは、

お年寄りの方々が問題に正解した時に、

スタッフが、「正解です!」と大きなを書き込み、

笑顔で「100点です!!すごいですね!」

評価し、それに対してお年寄りの方々がとても嬉しそうにしていた事です。

勉強をする事で脳がどの様に活性化されるのかは分かりませんが、

あのお年よりの方々の認められた時の活き活きとした表情を見て、

評価する時間を作る事の大切さを改めて感じました。

みんなを認める、評価する時間を作るためにも、

この取り組みをしてみたいなぁと思いました。

80%できる人がいたとしたら、

20%のできない事を指摘するのではなく、

80%のできる事を評価したい。

僕も認められたら嬉しいから 僕も認める支援をしたい とても良い1日でした。

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2007年2月11日 (日)

対立行動分化強化

ユニットでは、毎日朝・夜の当番を決めています。

掃除・食器洗い・洗濯等を利用者さんにしてもらうという流れが出来ています。

当番を1人でできる人もいれば、

練習中で職員と一緒にする人もいます。

1人でできる人は、自分の当番がすぐに終わってしまうため、

暇な時間が多くなり、まだ終わってない当番の仕事が気になり、

ついつい練習中の人の当番の分までやってあげてしまいます。

それはそれで思いやりや広い視野を持っている大切な行動です。

しかし、練習中の人に視点を置くと、

いつまでたっても練習が進まないという心配があります。

そこで、1人で当番ができて、する事がない状態の人に、

以前より興味を持っている料理の勉強をしてもらおうと思います。

次の調理で作る料理の手順を覚えてもらったり、

レシピ作りをしてもらったり、

将来的には、ユニットのティータイム用のお菓子作りに挑戦してもらったり、

好きな事を沢山できる環境を作ります。

やりたい事が増える事で、暇な時間がなくなり

人の当番の事が気にならなくなってくると思います。

できる人にとっても楽しい時間が増えるし、

練習中の人にとっても当番をしっかり練習する事ができる様になります。

どちらにもストレスをかけずに心配事を解決できます。

この取り組みは、

「気になる行動とは同時にできない望ましい行動を用意し強化する」

という対立行動分化強化の考え方にも繋がります。

僕自身も、こなすべき仕事量を増やしたり、

ケアマネの勉強スケジュールを立てたりして、

勉強や仕事の時間を増やして、

物理的にパチンコに行く時間をなくしていきたいと思っています。

休みの日に仕事をするのは

僕の 僕による 僕のための ABA とても良い1日でした。 

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2007年2月 6日 (火)

こだわりの時刻表

自閉症の人達は、日常の様々な事にこだわりがあります。

担当しているユニットでは、

自閉症じゃない利用者さんも含め、

カーテンの開け閉めにこだわりのある方が多く、

あの人が開けたかと思えば、あの人が閉めるといった具合に

ひっきりなしに開いたり閉まったりが繰り返されています。

開けたい人は、すぐ閉めてしまう人への評価は低くなるし、

閉めたい人は、すぐ開けてしまう人への評価は低くなります。

そこで、カーテンの開閉の時間をスケジュールボードで示そうと思います。

【7時】【カーテン 開けます】

【9時】【レースカーテン 閉めます】

【16時】【カーテン 開けます】

【19時】【カーテン 閉めます】

開けるべき時に開けてもらえれば

「ありがとう」と言えるし、

閉めるべき時に閉めてもらえれば

「ありがとう」と言える。

評価を下げていた同じ行動でも

適切な場面での行動なら評価が上がると思います。

利用者さんを感謝する環境が整うのは嬉しい事です。

今回の様に、こだわりの時刻表を作って、

ひとつひとつを適切な行動に切り替えていければ、

社会への適応力も養われるんじゃないかと期待しています。

こだわりの時刻表を持って社会適応へ出発進行 とても良い1日でした。

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2007年1月23日 (火)

生活応援シート

以前にも記事にしましたが、

洗濯物を干したり取り込んだりするのに練習の必要がある利用者さんに、

ポイントシートを作り、洗濯がきちんとできれば

ポイントが溜まり、大好きな車のミニカーを購入するという支援をしています。

その彼がポイントシートのおかげかは分かりませんが、

洗濯での課題を克服してくれました。

なので、次のステップに進みたいと思います。

ポイントの対象を洗濯だけでなく、

生活全般のルールに広げようと思います。

「生活応援シート」を作成し、

彼が守れたらいいなぁと思う生活のルールを

彼と一緒に話し合い、

時間軸で明文化し分かりやすくまとめてみました。

 【シェアリング・ストラクチャ:本人と一緒に作成する構造化】

1日4回チャンスタイムを作り、

そのルールを守れているか職員と確認をします。

ルールを守れていれば、ポイントカードがもらえます。

ポイントカードは集めると彼の好きな「ええもん」と交換する事ができます。

ポイントカード3枚はアメと交換できます。

ポイントカード100枚集めればミニカーと交換できます。

この取り組みは、

ポイントカードを渡す時しっかりと評価するのが大事だと思います。

そして、物のごほうびも嬉しい事だけど、

認めてもらう事も同じくらい嬉しい事だと感じてもらいたいです。

生活のルールシートではなく、生活応援シート。

チェックタイムではなく、チャンスタイム。

小さな事から前向きに とても良い1日でした。

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2007年1月22日 (月)

PECSの芽生え

スケジュールボードの効果が出てきました。

今まで16時に洗濯物を乾燥機にかけてみんなに返却していたのですが、

乾燥機をかける時間が19時に変更になり、

みんなに洗濯物を返す時間が遅くなりました。

洗濯物にこだわりがあって受け入れるのが難しい人がいたので、

日課の流れをスケジュールボードで示す様にしました。

上から下へ時計のカードを貼り、

隣にその時間に何をする時間かを示すカードを貼っています。

【16時】【おふろ】

【18時】【ごはん】

【19時】【かんそう】(乾燥機を回します)

     【はみがき】

     【ねる】

という感じです。

スケジュールボードを設置して数日後、

洗濯物にこだわり(早く取り込みたい)のある彼は、

【19時】の横に貼ってある【かんそう】カードをはがし、

【16時】の横に貼り直して僕に確認を求めてくれました。

そういうアプローチの方法をを自分で考え、

スケジュールボードを使って意思を伝え様としてくれた事に驚きました。

初めてその交渉をしてくれた時は、

このスケジュールボードでのやり取りを

有効な物だと彼に認識してもらいたかったので

要求に応えて「16時」に乾燥機を回しました。

本人も要求が通り納得された様子でした。

そして、今日も「16時」にカードを移動して

「早く乾燥機を回して欲しい」と交渉してきました。

今日は、「16時」に移動させたカードを

もう一度「19時」に戻してみました。

最初困惑していたのですが、

「かんそうは19時」だと言う事をカードを指差し説明・説得すると

パニックに至る事なく自分に言い聞かせるように指で「7」を作り

「かんそう」カードは「19時」の状態のまま居室に戻ってくれました。

そして、実際に「19時」まで「かんそう」を落ち着いて待つ事ができました。

乾燥に関してだけですが、

カードでお互いに意思を伝え合う事ができるようになりました。

目に見えたスケジュールボードの効果がありとても嬉しかったです。

将来的にPECS(ペクス)を支援で活用していきたいと思っていました。

【PECS=絵カード交換式コミュニケーションシステム】

でもそれはまだまだ先、ゆっくり勉強していくつもりでした。

しかし、こんなにも早く利用者さんに成長されてしまっては、

僕も負けてるわけにはいきません。

「職員は、利用者さんが成長する一歩前には成長していなければいけない。」

と言う研修の話を思い出しました。

もう勉強するしかありません。

楽しい宿題をもらった とても良い1日でした。

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2007年1月17日 (水)

エンパワメント

前に働いていた施設でもしていたエンパワメント

こちらの施設でもしてみたいと思っています。

【本来持っている能力を引き出し社会への適応力を養う時間】

を作っていきたいです。

「バスに乗って喫茶店に行きコーヒーを飲む。」等

余暇の延長線上に色々な勉強の要素を入れ、

少しずつでも楽しく自分から

「○○の勉強をしたい。」

「○○が出来る様に頑張りたい。」

という気持ちになってもらいたいです。

そういう気持ちを築いてもらえるエンパワにしたいです。

「言われるからする」という行動パターンだと、

「言われなかったらしない」となります。

「やりたいからする」という行動パターンができれば、

「言われなくたってやりたいからする」んです。

時間はかかると思います。

それでも、僕はそちらの支援を目指したい。

気持ちを築く大切さに気付く とても良い1日でした。

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2007年1月10日 (水)

具体的に動く

今年の具体的な目標を

「ケアマネジャーの資格をとる。」

に決めました。

通信講座の申し込みも済ませました。

ぼんやりと福祉の勉強をしたいなぁと思っていたのですが、

やはり具体的な目標を作った方が、

どこに向かえばいいのか安心できるし、

ゴールが見えてるからしっかり頑張れる気がします。

支援も同じで大きく抽象的な支援目標よりも、

小さくても具体的な支援目標の積み重ねが大事だと思います。

「一人でお風呂に入れるようになる。」という大きな目標を

「一人でシャワーのお湯を出す事ができるようになる。」

という小さいけど具体的な目標に変換していき、

それを一つずつ具体的に支援していく事こそが

大事なんだろうなぁと感じました。

相田みつを氏の書にもありました。

「ともかく具体的に動いてごらん

 具体的に動けば

 具体的な答えがでるから」

「がんばらなくてもいいからさ、

 具体的に動くことだね」

具体的に動く とても良い1日でした。

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2007年1月 4日 (木)

スケジュールボード

1月から洗濯・入浴などの生活の日課が大きく変わります。

それに伴い、混乱する利用者さんもいるかもしれないと言う事で

自閉症の利用者さんが多いユニット用に

1日の流れのスケジュールボードを作りました。

イラストと写真で分かりやすく出来たと思います。

おまけで、色々なカードを作ってみました。

アメ・お茶・コーヒー・CD・テレビ・つり・ボーリング・・・

ティータイムの時何が飲みたいか確認したり、

「アメ」カードを持ってきてアメが欲しいという意思表示をしてもらったり、

どこに行きたいかをカードを見ながら考えたり妄想は広がります。

ここから枝分かれして個別に適した支援ツールが作れたらいいなぁ。

大きく育ちそうな木の根っこができた とても良い1日でした。

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2007年1月 2日 (火)

年のはじめに入門書

今日も正月休みでした。

「行動分析学入門」(杉山尚子著)という本を読みました。

行動の原因を科学することで、

現実の行動をよりよい方向に改善すことができる。

その理論と方法を分かりやすく説明してくれます。

支援を考える参考になります。

適切な行動を評価しご褒美を与える事でその行動を伸ばす。(強化)

不適切な行動に変わる別の適切な行動を促す。(代替)

不適切な行動はご褒美を与えない事でその行動をなくす。(消去)

罰や叱責で不適切な行動を止める。(弱化)

強化・代替を推薦しています。

そして、弱化に対しては否定的で、

消去の方がまだマイルドに受け入れられると書いてあります。

もっと深く行動分析学や応用行動分析を勉強したくなりました。

継続力のない僕にはできないかなぁと思った時、

CMの野際陽子が背中を押してくれました。

三日坊主を恐れない とても良い1日でした。

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2006年12月26日 (火)

大切なのはハッピー

僕は結婚もしてないし、もちろん、子供もいないのに、

先日「子育てハッピーアドバイス」という本を

①~③まで衝動買いしました。

立ち読みして支援の参考になるなぁと思ったからです。

思った通り付箋だらけになりました。

私は存在価値があるんだ、

大切な人間なんだ、

生きていていいんだ、

という心の土台「自己評価」を築く事が大切。

土台をしっかりと築いて可能になるのが

「しつけ」「生活習慣」といわれるものです。

子供の方向づけを、

「叱る」「怒る」という方法ばかりでしていると

最初は言う事を聞きますが、

そのうちに、反発するか、親の顔色を見るようになり

最後は、自分の存在は、

親を不機嫌にさせる、親を不幸にする、

自分なんかいないほうが、

親はよほど幸せなんだ、

と思って、自己評価が低くなります。

逆に、

「ありがとう」「助かったよ」「うれしいよ」

という言葉で方向づけしていくと、

時間はかかりますが、

自分の存在は、親の役に立つんだ、

親を喜ばせることができるんだ、

と、自己評価が高くなる、ということです。

(「子育てハッピーアドバイス」より抜粋)

この考え方を基盤に具体的にどういう声掛けをすればいいのか、

どういう対応をすればいいのかを漫画を交えて教えてくれます。

支援についても肯定的に対応する大切さは同じだと思いました。

陽性支持、ごほうび、ハッピーメモリーの大切さを感じました。

こういう支援は考えるだけでも楽しいし、

実際メンバーさんもハッピーになるはず。

生活にハッピーという土台が出来れば、心にゆとりができます。

ハッピーを感じる事ができれば、

もっとハッピーになりたいと思うようになります。

もっとハッピーになる為ならもっと頑張ろうという気持ちが生まれます。

苦手な事や出来ない事もその先にハッピーが待っているなら

言われなくても自分からやろうとするはずです。

そしてみんなはどんどん成長して更にハッピーな人生を送れます。

楽観的妄想支援計画。

それをどれだけ現実の個別支援計計画に盛り込めるか

それをどれだけ現実の生活に組み込めるか

それが僕らの頑張り所であり、楽しみ所でもあります。

大切なのはハッピー とても良い1日でした。

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2006年12月20日 (水)

歩き続ける

僕の歩く道最終話を見ました。

タイトルは「僕は歩き続ける」

しっかりと働く場所が見つかり、

ロードバイクという趣味ができ、

自らの意思でレースにまで出る事が出来るようになりました。

自閉症の人が夢を持ちそれを実現する姿を描いてくれました。

でも、夢を実現して「良かったね」で終わりではありませんでした。

レースのゴール直前テルは、コースを外れ違う道を走り始めます。

そこで大空に舞う鳶の姿を見ます。

そこで彼は人生でも新しい道を歩く事を決意します。

グループホームでの生活です。

ひとつの目的を実現した後、新しい目的が生まれました。

ドラマのラストでテルは、

「グループホーム ありがとう」で楽しく暮らしているんだと

分かるシーンが出てきます。

今 人生を前向きに歩き続けている 

そんな終わり方に好感が持てました。

「僕の歩く道」が終わってしまいました。

自閉症を扱っているドラマとして秀逸だと思います。

テルはどこか現実離れしている部分があります。

大きなパニックや自傷、他害がありませんでした。

修羅場も描かれていません。

コミュニケーションを比較的上手にとる事ができます。

現実はもっと厳しいという見方もできます。

でも現実が追いついていないという見方も出来ます。

本当は自閉症の人達はこんなにも穏やかにすごせるのかもしれません。

パニックがあるのはその人の生活に何かが足りないのかもしれません。

その足りない何かを補うのが支える人達に求められている事だと思います。

誰もがテルの様になれると信じこれからも支援を考えていきたいです。

「ありがとう」と感じてもらえる支援ができたらいいなぁ。

グループホームを肯定的に描いてくれたのも嬉しかったです。

在宅が適している人もいる。

一人暮らしが適している人もいる。

グループホームが適している人もいる。

施設が適している人もいる。

一人一人理想の生活スタイルは違うと思います。

みんながそれぞれの理想の生活を送れれば素敵ですね。

僕も歩き続ける とても良い1日でした。

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2006年12月17日 (日)

ありがとうにありがとう

僕の歩く道の主題歌「ありがとう」は、

自閉症の人達の多くが表現できない感謝の気持ちを

代弁している歌だと思います。

「僕の歩く道」で言えばテルから

母や妹、都古ちゃん、動物園で一緒に働くみんなへの感謝の言葉。

そして自閉症支援のヒントを教えてくれている歌だと思います。

「ありがとう」

どうしようもない いつもしょうもない

事ばかりで盛り上がって。

(他の人から見たらちょっとした事でもパニックになってしまいます。)

そんな僕らも大人になって

どんなときも僕に勇気をくれるみんなが僕の言う希望

(そんな原因が分かりにくいパニックをしてしまう僕をいつも見守り

 陽性支持(出来た事をほめる・認める支援)してくれる。

 それが僕の将来を支えてくれます。)

大切だから最高仲間

泣かせてきた人も沢山 もう見たくない母の涙

こんな僕でも見捨てなかった

こんなにも素敵な人達がそばにいてくれた

ありがとう ありがとう ありがとう・・・

小さな小さな幸せでいい

僕らにずっと続きますように・・・

(日々のハッピーメモリーが大切)

あの日々が あの愛が あの人が くれたもの 忘れない

大きな大きな愛情だけで 僕らはきっと強くなれるんだ

(罰・叱責ではなく一貫した陽性支持で僕らは成長できます。)

訳もなく人は寂しくなるけど

(ネガティブ貯金箱を持っているんで

 フラッシュバックで嫌な事を思い出して混乱する事もあります。)

一人ぼっちではないんだ

(自閉症を理解してくれる人が支えてくれている)

大きな存在がきっと救ってくれる

(構造化された環境が良き理解者が僕たちの心を安定させてくれる。)

ありがとう ありがとう ありがとう ・・・

僕の勝手な解釈です。

仕事の前や、落ち込んでいる時にこの歌を聴きます。

自閉症の人達にとって周りの環境、接し方の重大さを再確認します。

僕らの支援の仕方で人生の幸福度が変わります。

だからこそ頑張ろうという気持ちが沸いてきます。

彼らは僕らがポジティブになる事を待っている。

へこたれてはいけない。

ポジティブにさせてくれる歌「ありがとう」の存在にありがとう。

密かに胸を熱くする とても良い1日でした。

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2006年12月13日 (水)

障害を個性に

僕の歩く道第10話を見ました。

都古、妹のりな、母、そして、テルが涙を流します。

それぞれ人生の岐路に立ち、悩み、涙します。

テルもこだわりやパニックによる涙ではなく、

みんなと同じ悲しみの涙。

テルだけでなく他の登場人物にも涙を流させる事で、

テルも同じなんだ、障害者という枠ではなく、

一人の人間なんだと感じさせてくれます。

僕の歩く道HPのトップページで最初に浮かび上がる言葉。

「障害だって個性と呼べる世の中になってほしい。」

そのメッセージが心に伝わってくるお話でした。

研修のはじめに吉野先生がおっしゃいました。

「医学的診断と社会適応によるふたつの評価が揃って障害といいます。」

「大人になった時に社会生活がうまくできないとそれは障害です。」

「しかし、良い支援を受けて社会にうまく適応できる範囲を身につければ

 それは社会適応の障害はなくなり個性となります。」

「障害は個性だと言ってしまうのは無責任な意見で社会に出た時大変です。」

「まず子供の時は障害だと思い込んでください。

 そして、大人になったらそれを個性と言える人を目指して下さい。」

強く訴えられていた事は、「障害を個性に」という事でした。

社会も受け入れる努力をし、障害者側も適応する学習をする。

お互いが歩み寄る事こそがノーマライゼーションだと思います。

最終目標は「障害を個性に」の とても良い1日でした。

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2006年12月 8日 (金)

ハッピーメモリー

僕の歩く道第9話を見ました。

テルが動物園で働きはじめて1年が経ちました。

毎月5万円づつの積み立ても目標の60万円に到達しました。

そして、念願のロードバイクを購入します。

自転車に60万円もったいないと思う人もいるかもしれません。

将来の為貯金した方がいいと思う人がいるかもしれません。

でもテルのお母さんは言います。

「せっかくこの世に生まれてきたんだもん、

少しは人生を楽しいと思ってほしいわよ。」

幸せを感じて欲しいというお母さんの思いが伝わります。

先日の研修で吉野先生が

「自閉症の人達は頭の中にネガティブ貯金箱を持っていて、

 嫌な思い出が記憶に残りやすい。」

と言われていました。

そして、だからこそ

「幸福なんだという記憶を残す努力が必要。」

「意地になって目に見える形で幸福を実感してもらうのが大切。」

「情緒の安定が全ての支援のベースとなります。」

ハッピーメモリーを作ってください。」

と訴えられていました。

納得です。感動です。拍手です。

テルにとってロードバイクを買う事は究極のハッピーメモリー。

僕もハッピーメモリーを頑張って作る取り組みをはじめたくなりました。

このドラマ・あの研修が僕のハッピーメモリー とても良い1日でした。

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2006年11月26日 (日)

パチンコマンが考える理想

初めて地元でパチンコをしました。

大当たりした事もありとても楽しい時間をすごせました。

最近はパチンコも進化しています。

台にボタンが付いていて、

タイミング良く押せば大当たりの期待度が高くなったり、

演出が変わったり、キャラクターがしゃべったりします。

ゲームの要素が加わりボタンを押す楽しみが増えました。

でも、ボタンの役割は、それだけではないと思います。

一昔前までパチンコをしているお客さんが、

イライラしてパチンコ台をバンバン叩く光景がよくありました。

パチンコ屋にとってはとても迷惑お客さんだったと思います。

最近その光景をあまり見なくなったなぁと思います。

その変わり必要以上にボタンを連打しているお客さんを良く見ます。

なかなか当たらないストレスを台にではなく

ボタンにぶつけるようになったんだと思います。

台を叩くという不適切な行為を、

ボタンを押すという適切な行為に

スムーズに代替する事ができたのです。

行動分析学を基にした自閉症者に対する行動療法にある

「パニック(困難事例)に代わる望ましい行動にごほうびを与える。」という

代替行動の強化という考え方に近い取り組みです。

パチンコ屋で実践されて効果も絶大。

×を注意し止めるだけではなく、

同時にここでならしてもいいという○の環境を作る大切さを実感しました。

パチンコマンとして支援を考えた とても良い一日でした。

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2006年11月16日 (木)

僕は支援員

僕の歩く道第6話を見ました。

テルは動物園の仕事を次々と覚えていきます。

その様子を見て最初テルが動物園で働くのを否定的に見ていた

古賀(小日向文世)もテルを認めはじめます。

実は古賀の息子も自閉症で、

その現実を受け入れられず息子を避け続け

結局離婚をしてしまったという過去を持っていました。

その為息子とかぶってしまうテルを受け入れられなかったのです。

そんな自閉症と接する難しさを痛感し、逃げ出した古賀が

周りの協力で成長していくテルを見て言います。

「自閉症の人って周りの支援の仕方次第で、こんなにも変わるんだなぁ。」

(↑正確なセリフではありません。)

支え援(たす)ける人達の姿勢が自閉症の方にとってどれ程重要なものなのか

それが物凄く伝わってきました。

そしてエンディングに流れる「ありがとう」

 小さな小さな幸せでいい

 僕らにずっと続きますように

 大きな大きな愛情だけで

 僕らはきっと強くなれるんだ

何度も聴いているこの歌詞が

今回は特別グンと胸に入ってきました。

理解しようとする大きな支える気持ちが彼らを強くする

そして彼らにそして、僕らにも小さな幸せを与えてくれる。

支え援ける仕事(支援員)を続けていこうと思えた とても良い1日でした。

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2006年10月11日 (水)

深呼吸の必要

僕の歩く道の第1話を見ました。

自閉症テル(草なぎ剛)は、

幼なじみで獣医の都古(香里奈)の働いている

動物園で働く事になります。

都古は、周りの人にテルの事を知ってもらおうと

しっかりと自閉症の説明をしてくれます。

抽象的ではなく具体的な言葉かけが必要だという事。

終わりを示す必要がある事。

予想外の事が起こるとパニックになってしまう事。

強いこだわりがある事。

そして、それらの事に決して悪気はないので

それを理解して本人には怒らないで欲しいと説明します。

ここまでは、自閉症を知ってもらう為の

分かりやすい教科書的な展開でした。

なので頷きながら客観的に見る事ができました。

(以下ネタバレしてます。ご注意下さい。)

しかし、ラスト少し流れが変わります。

恋愛の事で落ち込んでいる時、

都古がミスをしたテルを怒ってしまいます。

あんなに自閉症の説明をしていた都古が、

悪気はないから怒らないでと言っていた都古が、

感情に任せてテルに怒鳴ってしまいます。

どんなに理解していても、その時の感情に任せて怒ってしまう事がある。

都古の怒ってしまう気持ちが分かってしまいます。

痛い所をつかれた気分です。

でも、そこを乗り切る事が僕達に求められる事なんだろうなぁと思います。

怒りそうになった時、あのシーンを思い出そう。

そして、本当にその人が悪い事をしたのかを考えよう。

深く息を吸って、感情的にならず、冷静になろう。

そうすればもっと違う対応ができるはず。

深呼吸の必要を感じた とても良い1日でした。

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2006年10月 1日 (日)

想いを形にする道具

作りたい支援ツールが沢山あるので

個人的にラミネーターを購入しました。

色んな写真カードを作成してコミュニケーションの手立てにしたいです。

言葉はないけど、職員を手招きする彼に何か伝えたい事があるはず。

聴覚障害の方が手話を使って

スムーズにコミュニケーションを図れるように、

自閉症の方が支援ツールを使って

想いを伝えられるようになったらいいなぁと思います。

想いを形にする道具を手に入れた とても良い1日でした。

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2006年9月28日 (木)

↓を↑にする鏡

読んだ人の9割が涙するという

鏡の法則」という本を読みました。

子供がいじめられている事に悩んでいる母が、

コンサルタントの矢口氏と出会い「鏡の法則」を教えてもらう、

鏡の法則は悩みを解決させるだけでなく、

母の人生を大きく好転させる事になる。

そんな実話を元にしたお話をベースにした「鏡の法則」の解説本。

「鏡の法則」というのは、

「人生の現実は、心の中を映し出す鏡である」という法則だそうです。

詳しく知りたい方は本を読んでみて下さい。

登場人物が上手く絡まりあって、

素敵なラストが渇いた目を潤してくれました。

この本の中で印象的だった一文。

人生で起こるどんな問題も、

何か大切なことを気づかせてくれるために起こる。

前向きで愛のある取り組みさえすれば、

後で必ず『あの問題が起きてよかった。そのおかげで・・・』

と言えるような恩恵をもたらすのです。

(「鏡の法則」より抜粋)

支援においてもとても大切な心がけだと思います。

「問題行動、起こしてくれてありがとう。」

この心がけで支援へのモチベーションが180度変わりますね。

↓が↑に変わる鏡の法則を学んだ とても良い1日でした。

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2006年9月25日 (月)

ツール百科事典

最近自閉症支援に関する本を沢山購入しています。

とても勉強になる本が多く、

今までの経験と本によって得た知識でようやく

自分なりの支援の軸を持てるようになってきました。

そして今は「思いっきり支援ツール」という本を読んでいます。

コミュニケーションツールや構造化のアイデア、

サポートブックの作り方などをこれでもかと

惜しげもなく写真やイラストで分かりやすく載せてくれています。

ツール百科事典です。

1ページめくる毎に新しい発見があって

ワクワクしながら読んでいます。

この本をしっかりと読み込んで、理解した上で、

それぞれのメンバーさんに合った形で

オリジナルのツールを作成できたらいいなぁと思っています。

この本の見出しには

「ポジティブにいこう!」と書いてありました。

そして一番最初の章が【ポジティブ・前向き生活のすすめ】です。

陽性支援によって生活する力を増やそうという内容の事が書かれていました。

最初の一歩は前向き生活 とても良い1日でした。

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2006年9月23日 (土)

全力で待つ

「育てたように子は育つ」という本を買いました。

この本は、タイトルでピンと来る方もいらっしゃるかもしれませんが、

相田みつを氏の書が沢山掲載されている本です。

更に書の解説を日本におけるTEACCH研究の第一人者、

佐々木正美氏がされています。

相田みつを氏の心に残る素敵なことばを

佐々木正美氏が支援の上で心がける事に繋げてくれます。

頷きながら一気に読了しました。

その中で一番心に残った言葉

「待つ」

待ってもむだなことがある

待ってもだめなこともある

待ってもむなしきことばかり

それでもわたしは

じっと待つ

最善を尽くしているという実感があれば、

待つことの楽しみは最大になるであろう。

そして、結果を問わない気持ちができていれば、

待つことは安らぎでもある。

(「育てたように子は育つ」より抜粋)

待ったらいいんだという気持ちにさせてもらいました。

全力で待つ 全力で見守る 

最強のコンビに出会えた とても良い1日でした。

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2006年9月21日 (木)

僕の歩く道

10月から始まるドラマ「僕の歩く道」が楽しみです。

草なぎ剛が31歳の自閉症の男性を演じます。

「僕の生きる道」が大好きで、

自閉症の人達と関わる仕事をしていて、

今年31歳になる僕には楽しみなドラマです。

自閉症の人、一人一人に強い個性があって、

自分の中に独自の文化を築いています。

社会のルールとの違いに混乱し、傷つきながら

たった一人自分の文化を守り生きています。

それぞれに僕の(私の)歩く道を進んでいます。

その歩く道をふさいで邪魔してはいけない。

その歩く道を段差なく社会につなげていきたい。

それが僕の歩く道。

僕の歩く道を見つけた とても良い1日でした。

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2006年9月16日 (土)

ひとしずくの力

阪神が5連敗し優勝は無理だと世間が諦めかけていた時、

復活を遂げた藤川球児が力投し連敗を止めました。

ヒーローインタビューの時悔し涙を流しました。

そのひとしずくの涙から阪神は連勝に次ぐ連勝の快進撃。

小さな小さなひとしずくの涙が

大きな大きなうねりを起こしました。

そして思い浮かぶこの物語。

「ハチドリのひとしずく」

あるとき森が燃えていました。

森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました。

でもクリキンディという名のハチドリだけは

いったりきたり口ばしで水のしずくを

一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。

動物たちがそれを見て

「そんなことをしていったい何になるんだ」

といって笑います。

クリキンディはこう答えました。

「私は私にできることをしているの」

「今 ここ 自分」にできる事を取り組み続ける大切さを感じます。

水の一滴 岩をも砕く とても良い1日でした。

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2006年9月 1日 (金)

SPELL

車の好きな利用者さんがいます。

その方は、只今洗濯の練習中。

なので、洗濯が上手くできればポイントシートにポイントがもらえ、

50ポイント溜まったら好きな車を買いに行く(ミニカーですけど)

という取り組みをはじめようと思っています。

何かを目指すのにごほうびを利用する事に賛否両論あるかもしれません。

もちろん目標の達成自体に喜びを感じてもらうのが一番だと思います。

それを目指す前の段階として、強化子(ごほうび)を活用しようと考えています。

イギリスの自閉症協会が示している理念としてSPELLの枠組みというのがあります。

Structure(構造化)⇒わかりやすい環境づくり

Positive(陽性支持)⇒ほめる、動機付ける。

Empathy(共感的理解)⇒自閉症特性を痛いほど共感する

Low arousal(低覚醒)⇒過激な刺激や興奮を避ける

Links(つながり)⇒家庭、職場、地域のつながり

全てに激しく共感します。

それに基づいて今回の取り組みを考えてみました。

「洗濯ができてないじゃないですか(叱責)」「洗濯しないと○○なし。(罰)」

というアプローチではなく、

【洗濯ができれば欲しい物が手に入る】という動機付けP(陽性支持)。

利用者さんにとっての洗濯の難しさを理解するE(共感的理解)

洗濯が出来た時一緒に喜びを分かち合い認めるP(陽性支持)。

目標が一目で分かるポイント制S(構造化)。

認める・褒めるの肯定的声掛けや構造化により混乱は減るL(低覚醒)。

将来的にこの取り組みを作業場や家庭につなげるL(つながり)。

特にP(陽性支持)は簡単そうでとっても難しい事なので、

改めて胸に留めておこうと思います。

やっぱり大事なポジティブシンキング とても良い1日でした。 

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2006年6月26日 (月)

笑顔委員長

利用者ミーティングでは色んな事を話します。

今回は、笑いの絶えないユニットにするためにというテーマで話しました。

明るい笑顔を振りまく係りの笑顔委員長を決めました。

にこやかな委員長の誕生でユニットからトラブルがなくなって、

みんなが笑顔で楽しく暮らせたら理想的です。

笑顔の声掛けをする以上、僕も笑顔でいないといけません。

どんなにしんどくてもみんなの前では笑顔でいよう。

笑う門には福来る とても良い一日でした。

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2006年4月 9日 (日)

ニワトリはハダシだ

今日は、地元に戻って初めての休み。

「ニワトリはハダシだ」という映画を見ました。

主人公の知的障害者サムが

暴力団絡みの事件に巻き込まれていくストーリー。

知的障害者の周りに流れる独特な優しい空気感や

周りで起こるドタバタ劇を「ウンウン」「あるある」と頷きながら見てました。

迷いがあって前に進む勇気が出ない時におまじないで叫ぶのが

「ニワトリはハダシだ!」というタイトルの言葉。

ニワトリは庭で躊躇なく前へ前へ走り続けているイメージがあります。

僕たちにも時に後先考えず前に進む勇ましさが必要だと感じました。

今、先の見えない道を歩く為に、

底のブ厚い靴を探して止まったままの僕には、この言葉が必要でした。

ニワトリはハダシだ!を座右の銘に

仕事にプライベートに例えハダシでも前へ前へ進んでいこうと思います。

気持ちが前向きになれたとても良い一日でした。

※「ニワトリはハダシだ」の本来の意味は、

 当たり前の事が当たり前でなくなっている事に対する

 アンチテーゼの言葉だそうです。

Cine_niwatori_1 

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