2009年1月17日 (土)

グッドナイト スリイプタイト

三谷幸喜作・演出の舞台「グッドナイト スリイプタイト」を観てきました。

演者は、中井貴一・戸田恵子のふたりだけ。

そのふたりが出会ってから今日までの30年間のおはなし。

舞台は、夫婦の寝室のみ。

風景はふたつのベッドだけ。

その極限的にそぎ落とされた設定の中で、

夫婦の30年間の歴史を描き出します。

30年目のある区切りの夜から物語りははじまります。

新婚旅行の時に見たショーが何だったかで、もめ始めます。

夫はファイヤーダンスだと主張し、

妻はリンボーダンスだと主張します。

夫婦で食い違う記憶。

そして、舞台は30年遡り、本当の所を描きます。

果たして夫婦が見たものは!?

どちらかが正しいのか、それとも・・・。

このどーでもいいやりとり(2人の記憶の食い違い)が、

この芝居の基本ベースになっていると思います。

夫婦生活の30年間の時代を行ったり来たり、

あやふやな記憶と実際の所を行ったり来たり、

ラストに向けてあやふやな記憶が伏線となってある場所へ辿り着きます。

気持ちよくて、切なくて、ホッとするけど、哀しくて、

複雑な感情が残る素晴らしいおはなしでした。

演出も素敵でした

開演前のアナウンスは、三谷幸喜のナレーションでした。

テレビ出演時の早口で一生懸命語る感じではなく、

ゆったりとした優しい語り口でお芝居の始まりを盛り上げてくれました。

ピアノ・フルート・オーボエ・クラリネットの4名で構成される

管鍵”楽団!?の面々が音楽を生で演奏してくれます。

時には、舞台の効果音を演奏したり、

時には、芝居に参加したりと大活躍。

戸田恵子のアクロバットあり。

中井貴一の歌あり。

アドリブかと思わせる2人のやりとりあり。

カーテンコールの見せ方も素敵でした。

最初から最後まで、とても楽しい芝居で大満足な1日でした。

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2008年8月19日 (火)

恐れを知らぬ川上音二郎一座

「恐れを知らぬ川上音二郎一座」を観ました。

2007年東京・日々谷に新しく出来た劇場シアタークリエの杮落とし公演。

三谷幸喜 作・演出。

出演は、ユースケ・サンタマリア、常盤貴子、堺正章、戸田恵子ら。

~ ストーリー ~

今から108年前の明治32年。

役者兼演出家兼プロデューサー兼劇団主宰者の川上音二郎は、

妻の貞奴や劇団員を連れてアメリカ巡業の旅に出る。

言葉の通じない異国での公演は悪戦苦闘の連続。

挙句に悪徳マネージャーに金を持ち逃げされ、

まさに踏んだりけったり。

ボロボロの状態でたどり着いたボストンの街で、

音二郎が目にしたのは、

イギリスの名優ヘンリー・アーヴィングが演じる「ヴェニスの商人」。

大入り満員の客席に、音二郎は決意する。

「よし俺たちもこれをやろう!」 そして彼らは、なんとたった一晩の稽古で、

日本版「ヴェニスの商人」をでっち上げてしまう。

観客はどうせ外人だからと、台詞もデタラメ。

言葉に詰まったら「スチャラカポコポコ」で切り抜けようという、

はっきり言って無茶苦茶な公演。

音二郎一座、起死回生のこの舞台、果たして成功するのか?

( WOWWOWホームページより抜粋 )

~ 感想 ~

芸術座が閉館して、できた劇場の杮落としという事もあり、

大衆演劇・商業演劇という色合いの濃い作品でした。

好きなジャンルではないんですが、この作品はとても楽しめました。

川上音二郎一座が、

色んなトラブルがあり、

大道具やマネージャーや外交官までが加わって、

一夜漬けで、しっちゃかめっちゃかな

日本版「ヴェニスの商人」を公演する話です。

前半は、夜を徹して無茶苦茶な「ヴェニスの商人」を練習するまでが演じられ、

後半は、実際にその「ヴェニスの商人」が劇中劇として上演されます。

上演中の色んなアクシデントを乗り越えながら、

劇中劇として成り立たせていく流れはとても面白かったです。

「ラヂオの時間」に近い感覚ですね。

劇中劇の部分は特に、

お客さんと一体になって作っている芝居という感じがしました。

昔ながらの雰囲気を漂わせながら、

新しい発想、三谷色を持ってくる。

商業演劇や歌舞伎、映画と新しい事に挑戦する三谷幸喜。

「ザ・マジックアワー」の宣伝でマジックの映画でもないのに

微妙なマジックを披露し続けた三谷幸喜。

平井堅のライブでリコーダーで伴奏する三谷幸喜。

彼こそ、

恐れを知らぬ三谷幸喜。

これからも、新しい挑戦期待しています。

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2008年8月 2日 (土)

ちょっとテンション高くなってきました

よし、決めた!

仕事の話はこれぐらいにして、

暑い日が続く中、アツイ情報が次々と発表になっています。

三谷幸喜新作舞台「グッドナイト スリイプタイト」上演決定!!

ベッドルームを舞台に、中井貴一(46)と戸田恵子(50)が夫婦の50年間を演じる。

眠る前の夫婦の会話を描くコメディー。

70代からスタートし、徐々に若返って20代の出会いで終わる50年間の物語だ。

スポーツ報知HPより抜粋 )

設定だけでもワクワクしてしまいます。

大阪公演もあるので、何とかチケットを手に入れて観に行きたい!

恐れを知らぬ川上音二郎一座」DVD発売開始!!

昨年、シアタークリエのこけらおとし作品。

東京でしか上演されていなかったので、見れませんでした。

だから、なおさら嬉しいです。早速注文しました。

東野圭吾の小説「流星の絆」が宮藤官九郎の脚本で10月連続ドラマ化!!

出たばかりの読んだばかりで、

まだ、あの読後感が残っている状態でこの情報を知り驚きました。

宮藤官九郎脚本がいいなぁ。

出演者も二宮和也・錦戸亮・戸田恵梨香と良い感じ。

暑い日々に、熱い情報。

ちょっとテンション高くなってきました。

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